当センターの特徴

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循環器疾患、心臓と血管の病気には、主に3種類の治療があります。内服や注射のお薬の治療、身体にカテーテルという細い管を通しておこなうカテーテル治療、胸部や腹部を切開する手術治療の3つです。ひとりひとりの患者様に、これらの治療方法を選択し、適切な時期に適切な治療をおこなわなければなりません。お薬の治療から手術に移行し、その後カテーテル治療を行うなど、ひとりの患者様で、いろいろな治療を組み合わせて行うことも多くなってきています。以前はお薬とカテーテルは内科、手術は外科が担当していました。しかし最近の治療の進歩により、内科も手術治療に、外科もカテーテル治療に、積極的に関わるようになっています。それぞれの患者様に対し、内科と外科が別々に検査、診断、治療をおこなっていては良い医療ができません。

当センターでは、内科医17名と外科医10名が協力して診療にあたっています。週2回開催される合同カンファランスで患者様の検査結果、治療方針を共有し、それぞれの治療結果を報告します。患者様にどのような治療をどのような順番でおこなうのがよいか、率直に意見を交換し、患者様に最善の治療を提案します。内科医と外科医は同じ部屋で机を並べ、またそれぞれが当直体制をとっているので、24時間365日、いつでも最善の治療の相談が可能です。また、われわれは仲が良いだけではありません。常に最高レベルの医療をめざすため、ときには厳しく向き合い、激しい議論になることもあります。内科と外科が信頼関係で結ばれたハートチームとして、横浜市民の皆様の期待に応えます。

また横浜市立大学附属市民総合医療センターはあらゆる診療科を有する大学病院です。糖尿病や脳血管疾患、呼吸器疾患など、様々な合併症、併存症をもつ患者さんが増えていますが、それぞれの専門医による高度な全身の治療をおこないつつ、循環器の診療が可能です。

多くの患者様の治療経験から得られたデータをもとに、われわれは臨床研究にも力を注いでいます。実施している研究の内容はホームページ上で公開し、その成果を国内外の学会で発表、また国際医学誌への論文掲載など、多くの業績を挙げています。最新の研究成果を横浜から世界に向けて発信しています。